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新連載:南海日日新聞「Garden herb」

2015年3月から、奄美の南海日日新聞にて「Garden Herb」という連載を開始させていただきます。月1回、奄美で育てることのできるハーブを取り上げて、その楽しみ方をご紹介します。


奄美大島は薬草の宝庫と呼ばれていて、昔から生活の様々な場面で活用されてきたそうです。そんな奄美ですが、お庭で育ったハーブを気軽に活用して、心とからだのケアに役立てていただきたいという気持ちを込めて綴っています。ハーブは西洋の薬草が主ですが、取り上げるハーブは奄美の気候で育ちやすいものに絞りました。身土不二という言葉がありますが、この土地で力強く育つハーブにはここで暮らす方々の健康に役立つエネルギーが詰まっていると信じています。

奄美大島は亜熱帯気候なので、関東地方などで育つものより成長のタイミングが早く、収穫もずっと早いのです。第1回は「カレンデュラ Calendula officinalis」を取り上げましたが、奄美では2月下旬から花をつけ始めます。今はちょうど収穫どきになっています。まだ寒さも少し残るこの時期に、鮮やかな色合いで温かさを運び込んでくれる元気いっぱいなハーブです。
*記事内で学名に誤表記がありました。正しくは「Calendula officinalis」です。